フェルメール「ギターを弾く女」
音楽を用いる利点って?①
寒い日には鍋が食べたくなりますね
第5回になります!
今回は上田が説明させていただきます。
音楽を用いる利点って?①というタイトルですね♪
何故音楽を使う必要があるのか、6つの理由を考えましたので
1つ1つ詳しく見ていきましょう♪
今回は前半の3つをご説明します。
・楽しく参加できる
自分の知っている音楽が流れたり、歌ったりすることって、いやな気分にはなりませんよね!?むしろ、もやもやしていた気持ちがすっきりしたり、ほかの人と一緒に歌うことで元気が出たりしませんか?
このように楽しい気分で参加できるので、ある県の介護予防教室などでも、音楽療法への参加率はとてもいいようです。
・非言語的なコミュニケーションだけでも成り立つ
音楽は言葉を介さないコミュニケーションとして、発展してきました。視線や表情、また音での表現を使って、表現することもできますし、音の大きさや、和音の使い方で、今から歌いますよ~と合図することもできるんです。言葉で、今から歌いますよと言われるよりも、自分から歌ったんだという気分にもなりますよね♪
・時間の共有ができる
音楽を一緒に奏でることや聴くことは、その場にいる人との共通の体験となります。共通の体験があると、共通の話題ができ、周りと溶け込むのが比較的簡単になります。
いかがでしょうか?音楽を使うからこその良いところだと思うのですが…
次回は残りの3つをご一緒に見てまいりたいとおもいます♪
音楽を用いる利点って?② 第5回になります!
今回は上田が説明させていただきます。
音楽を用いる利点って?①というタイトルですね♪
何故音楽を使う必要があるのか、6つの理由を考えましたので
1つ1つ詳しく見ていきましょう♪
今回は前半の3つをご説明します。
・楽しく参加できる
自分の知っている音楽が流れたり、歌ったりすることって、いやな気分にはなりませんよね!?むしろ、もやもやしていた気持ちがすっきりしたり、ほかの人と一緒に歌うことで元気が出たりしませんか?
このように楽しい気分で参加できるので、ある県の介護予防教室などでも、音楽療法への参加率はとてもいいようです。
・非言語的なコミュニケーションだけでも成り立つ
音楽は言葉を介さないコミュニケーションとして、発展してきました。視線や表情、また音での表現を使って、表現することもできますし、音の大きさや、和音の使い方で、今から歌いますよ~と合図することもできるんです。言葉で、今から歌いますよと言われるよりも、自分から歌ったんだという気分にもなりますよね♪
・時間の共有ができる
音楽を一緒に奏でることや聴くことは、その場にいる人との共通の体験となります。共通の体験があると、共通の話題ができ、周りと溶け込むのが比較的簡単になります。
いかがでしょうか?音楽を使うからこその良いところだと思うのですが…
次回は残りの3つをご一緒に見てまいりたいとおもいます♪
こんにちは!
鈴川です
前回は音楽を用いる利点について
上田さんが前半の3つをご紹介いたしましたので
後半を見てまいりましょう♪
・できることを通してアプローチをしていく
音楽療法では、出来ないことにも目を向けますが、
出来ないことに直接アプローチしていくわけではなく、
音楽療法の中で出来ることから、アプローチをしていき、
楽しく参加しているうちに
『いつのまにか出来ていた』という体験が得られます。
・音楽の中では何でも生かすことができる。
少し具体的な例をあげますと
日常生活ではものに触れる力のコントロールが難しくて、
強く乱暴だといわれて困っていても、
音楽の中ではそれが太鼓をたたいた大きな音として、
とらえることが出来るかもしれません。
その大きな音は曲の中でアクセントとなり、
みんなで楽しむことができますね♪
そしてそこから楽器を使って
大きな音や小さな音を出す練習をすることで
力のコントロールを覚えるという道に進むこともできます!
このように、日常では困った行動が音楽の中では
個性となりうる行動にかわります。
日常では困っていたことが音楽場面では成功体験となった場合、
参加者様の意欲や自信につながると考えられます。
・さまざまなレベルに合わせることが可能
例えば、「今からたたくリズムを真似して楽器を叩いてください」と言われて
リズムを真似して叩く活動と、ある曲が終わるまで自由に楽器をたたく活動では、
前者は、リズムを聴いて、どんなリズムか脳が分析して覚え、
体に同じリズムをたたくように脳が指示して、体が動くという過程があります。
対して自由にたたく方は、
初めの二つの行程(主に認知機能を使うところ)が省かれる分だけ、簡単な活動になります。
このように、同じ楽器を使う活動でも、難しさを変えることが出来るんです。
どんな年代、どんな人でも音楽療法は有効だと言われているのは
今回ご説明したことが大きいのではないかと考えられます。
実際に、私が音楽療法で受け持った方の中には
何もできなくなったと自信を無くしていた方が
音楽療法で、自分の出来ることに自信をつけ、
出来ないことにも挑戦し、
日常生活でも、自信を取り戻して生活される方もいらっしゃいました。
さて、次回は、音楽レクリエーションとの違いについて
音楽療法士の役割という視点からご紹介したいと思います。
鈴川です
前回は音楽を用いる利点について
上田さんが前半の3つをご紹介いたしましたので
後半を見てまいりましょう♪
・できることを通してアプローチをしていく
音楽療法では、出来ないことにも目を向けますが、
出来ないことに直接アプローチしていくわけではなく、
音楽療法の中で出来ることから、アプローチをしていき、
楽しく参加しているうちに
『いつのまにか出来ていた』という体験が得られます。
・音楽の中では何でも生かすことができる。
少し具体的な例をあげますと
日常生活ではものに触れる力のコントロールが難しくて、
強く乱暴だといわれて困っていても、
音楽の中ではそれが太鼓をたたいた大きな音として、
とらえることが出来るかもしれません。
その大きな音は曲の中でアクセントとなり、
みんなで楽しむことができますね♪
そしてそこから楽器を使って
大きな音や小さな音を出す練習をすることで
力のコントロールを覚えるという道に進むこともできます!
このように、日常では困った行動が音楽の中では
個性となりうる行動にかわります。
日常では困っていたことが音楽場面では成功体験となった場合、
参加者様の意欲や自信につながると考えられます。
・さまざまなレベルに合わせることが可能
例えば、「今からたたくリズムを真似して楽器を叩いてください」と言われて
リズムを真似して叩く活動と、ある曲が終わるまで自由に楽器をたたく活動では、
前者は、リズムを聴いて、どんなリズムか脳が分析して覚え、
体に同じリズムをたたくように脳が指示して、体が動くという過程があります。
対して自由にたたく方は、
初めの二つの行程(主に認知機能を使うところ)が省かれる分だけ、簡単な活動になります。
このように、同じ楽器を使う活動でも、難しさを変えることが出来るんです。
どんな年代、どんな人でも音楽療法は有効だと言われているのは
今回ご説明したことが大きいのではないかと考えられます。
実際に、私が音楽療法で受け持った方の中には
何もできなくなったと自信を無くしていた方が
音楽療法で、自分の出来ることに自信をつけ、
出来ないことにも挑戦し、
日常生活でも、自信を取り戻して生活される方もいらっしゃいました。
さて、次回は、音楽レクリエーションとの違いについて
音楽療法士の役割という視点からご紹介したいと思います。