エピソード5



 (左)フェルメール「ヴァージナルの前に座る若い女」
 (右)ブーグロー「愛を歌う天使達」

 平成27年新年会

 1月10日、医療法人昭和会の新年会が行われました。音楽部の活動と余興のカラオケ大会を中心に、大まかな流れをご紹介します。

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 会の全体を通して司会は病院事務長さん。開会の前に昨年米寿を迎えた理事長
先生と叙勲を受けられた名誉院長のH 先生に花束贈呈が行われました。

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 院長の挨拶は、今年のキーワードは「地域包括ケア」で、多分今年の介護保険
の改定は厳しいものになりそうだから、グループのお互いが協力し合って頑張
って行きましょう。
 病院の内部では、病棟の一つを早期退院強化の病棟にしていくけれど・・・
春までに体制が整ったら始めたい。むしろ医療難民を出さないための方策に
したいということでした。H 先生の乾杯の音頭で開会です!

 しばらくの歓談(腹ごしらえ)の後、音楽部のステージが始まりました。
今回はちょうどリーダーのドクターT は国に帰省中、ワーカーのS 君は傷病の
ためお休み中で女性部員3名が頑張っておりました。

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 本日は2曲。「ああ人生に涙あり」(TVの水戸黄門の主題歌)と「上を向い
て歩こう」です。以前「伴奏のスピードやリズムで、曲の雰囲気が変わるん
ですよ!」と、MTのSさんが話していましたが・・・なるほど!!という実感。

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  1曲目、「ああ人生に涙あり」を事務のI さんと医療秘書のSさんが歌って
います。音楽療法士のSさんは「このメロディで、どんぐりころころも歌える
んですよ。面白いでしょう。」と言いながら席を回っています。
・・・4-4-5の繰り返しね!


 
 「上を向いて歩こう」です。Iさんの左手が盛んに動いておりました。
 「左手で・・・リズムとってたんですか?」と問うと・・・「これです。」
・・・と開いた手のひらにマラカスがありました。なるほど!

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 そして、カラオケの時間。理事長先生、音楽部のSさん・・・皆さんが場を
もりあげてくれます。

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盛り上がって・・・います!

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画面が暗いですが・・・MTのSさんは何でも歌える!?デュエットタイムです。

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  外来のSさん、次いで理事長先生と営繕Oさんが頑張ってくれて・・・歌の
時間は終了しました。

150110hpa1p お楽しみいただけましたか?
いつも、参加してくれる方も多い
のですが、この後プレゼントの
抽選会がありますので・・・特に
この日は半分くらいの方に行き渡る
程の大量のプレゼントがあったので
とりあえず歌の時間は終了となりま
した。




 それでは抽選会の様子も少しご紹介します。

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  病院事務長と秘書室スタッフが抽選。
総務のスタッフが商品を渡します。 笑顔!!

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 笑顔で新年会も終了となりました。



  春の音楽会 in メディカ倉敷北

春の音楽会&お茶会~レポート  

ポカポカと暖かい日が続いています。
気持ちも明るくなってきます!
いよいよ春の到来ですね!

穏やかな陽気に包まれて、昨日は、昭和会音楽部の皆様による
「春の音楽会」が開催されました。
取り急ぎ、ご報告しますね

音楽部のステージを囲むようにご利用者様が集まられ、
軽い音合わせから始まりました。
音楽部の皆様は春を感じさせる爽やかなスタイルで登場~

白衣ではない都築先生のミュージシャンな姿はいつも新鮮です
ご利用者様のお顔も笑顔で一杯!!

司会も堂に入るS音楽療法士さん、細やかな目配りで一同を引き付けます。


オリジナル曲のお披露目第一号はメディカとのこと、
なんと贅沢で貴重な時間でしょう!!

伸びやかなメロディーにグイグイ引き込まれます。
「都築先生の音楽の才能にはびっくりしたわ!」
「ほんまにすごいなあ・・・!!!忙しいのに!音楽までされるとは!!」
ご利用者様、思わず洩れた本音です。

もう一度聴きたい・・・不思議に胸に残るサビの旋律に
都築先生の人柄がにじみ出ているようで、
本当に素敵な素晴らしい曲でした
4月の倉敷北病院での音楽会に参加される皆様、ご期待くださいね

ご年配の方になじみ深い曲も選んでくださって
そのうちの一曲、「東京ブギウギ」では
ご利用者様各々が楽器を手にされ、
一緒に演奏しながら楽しく歌って、大盛況でした



一緒に歌って声を出すと気持ちが豊かになりますね!




「ふるさとの曲を聴いたら、昔を思い出すなあ、不思議じゃなあ~」
「楽しかったわあ。また聴きたいわあ」
心をつかまれ感動の涙があふれておられたご利用者様もおられました。
今回も趣向を凝らして楽しませてくださった昭和会音楽部の皆様、
ありがとうございました

音楽部の心地よい余韻にひたりながら、予定通りお茶会も開催しました
院長先生がご用意してくださった春の掛け軸と
職員の用意した生け花で、いつものフロアがぐっと華やぎを増して良い感じ!!

秋の敬老会でもご指導いただいた
ご利用者様のY先生を茶道のお師匠様として、
職員を弟子に(?)今回も華麗なお茶さばきで
おもてなしの極意を伝授いただきました

新人職員のO君、Y先生の弟子として、
機敏な動きで活躍してましたよ!!


音楽会、お茶会、大成功でした!

春の音楽会(詳細編) その1  

 春の音楽会のレポート・・・いい雰囲気の集まりでしたね!少し早めに出発した
訪問診療の車で、音楽会を覗かせていただきました。メディカ倉敷北に到着すると
「春の小川」を歌う声がきこえていました。早速デイサービスの部屋に行かせて
もらうと
 「春の小川」には小学校で習う歌詞が2種類あったそうで、文語調の歌詞は
小学1年生には難しかろうと、今の歌詞になったそうです。昔の歌詞で習ったと
憶えておられる方が1名おられました。

 プログラムの1番は「春が来た」だったそうで、もう終了した後との事だった
ので、また病院での音楽会の時に聞かせてもらおう。
 つぎのプログラムは「北国の春」。T先生と3人の歌姫たち。
こういう感じのステージになっていました。皆さんも一緒に歌います。
 次 が噂になっていた T 先生の作詞・作曲の「Maybe I can do」
 私は、ピーターパンの「I can fly」をイメージしていました。
 エリック・クラプトンとかゴダイゴとかの様なイメージじゃないかな?
 いろんな予想がありましたが・・・。
 T 先生が説明してくれました。音楽部の初代ヴォーカリストのUさんのような
歌の好きな女の子の物語だそうで・・・懐かしい名前がでたなあと・・・いい
雰囲気で演奏がはじまります。
医事課の I さん、事務(医療秘書)のSさん
リーダーの T 先生 
音楽療法士のSさん

しっとりした・・・植松伸夫の作るメインテーマ曲のようなきれいなメロディ
でした。今度、お願いして歌詞をもらおうかなと思っています。
 続いて、「海が見える丘」「ふるさと」をみんなで歌います。
 「ふるさと」を歌い終わると、ご入居の K さんから「ええ曲じゃ!」
 思わず Y さんからも「ええ曲じゃ!」と声がかかっていました。

 前半を終了いたします。

春の音楽会(詳細編) その2  

 その1に続いて、プログラムは「すみれの花咲く頃」に入ります。宝塚のテーマ曲
ですね。S音楽療法士の説明に観客の Kさんが宝塚のうんちくを披露され・・・皆さん
笑顔になります。
 司会の S音楽療法士(若いのに博士です!)の後ろでT先生も笑顔です。
 
 宝塚に詳しいKさんが語り、対面の Iさんもにっこり。
 Sさんはキーボードの担当に変わり、やっぱり笑顔。みんなが笑顔のこういう
雰囲気がいいですね!
 ボーカルはS音楽療法士。日頃は「お年寄りは高音が聞き取りにくいので」と
並木路子(リンゴの唄)の声でセッションしていますが・・・「ほんとは高音
なんですよ。」と言っていた通りの声を聴かせてくれました。
 すみれの花~♫ 咲く頃~♫ のさびの部分は Kさんも一緒に歌いました。
 こういうデュエットもなかなか面白かった。みなさん、頑張って歌っています。
 次の曲は「東京ブギウギ」。皆さんに楽器が配られて・・・歌と合奏の時間。
太鼓あり、鈴あり、タンバリンあり・・・
春の音楽会&お茶会~レポート」の4枚目の画像には神楽で使うような鈴を
Hさんが演奏されています。次の画像はカバサを使っているYさん。
 鈴を配ってもらっているYさん(お茶の先生)
・・・と和やかな雰囲気の中で合奏が(てんでに?)行われました。
 
 後、残すは「花は咲く」というところですが・・・あまり長くなってもいけま
せんので、次回に続くという事で今夜は失礼します。

春の音楽会(詳細編) その3  

 今回が最終回。毎回、観客の様子を見ながら工夫して演じてくれているよう
なので・・・細かくご紹介させていただいています。
 最後の曲は「花は咲く」。東北の大震災後の応援ソングですね。観客の皆さんも
感ずる所があってじっくり聴いてくれています。
 ご覧の様に歌に集中して頂き・・・
音楽部員の皆さんも力が入っています。
「いいなあ!」と聞き入っていただければ・・・もう一曲ご披露いただかないと
いけません!ほんとの最後に「星影のワルツ」がはじまります。
 医療秘書のSさんが、キーボードの音楽療法士Sさんにマイクをさしだして
 そこにT先生が加わって・・・医事課の Iさんは?というとボンゴの準備中。
 準備完了すると
T先生が所定の位置に戻って・・・そろって演奏となります。
一緒に歌う方、目を閉じて聴いておられる方・・・。会場が一つになる感じ!
(後ろを向いてる看護師さんは?)
 雰囲気を読んで(多分)、音楽療法士のSさんが「2番いきましょう!」
T先生は歌詞を取り出して、フレーズの頭に読み上げます。
昔~し、○○フォークジャンボリーとかで・・・
「君の行く道は~。」  きみの~ゆく~道は~♫ なんてやってました。
あの雰囲気!?(若い方は知らないかな?)
3番までしっかり歌って本日の音楽会は終了となりました。

さて、さっき後ろを向いてた看護師さんは?
歌の好きなご入居の Iさんは体調がもう一つなので、静養室で音楽会に
参加されていました。眠ったり、一緒に歌ったり・・・楽しんでいただけた
様でした。
 この後、ご入居のYさんがお茶をたててくれて、皆さんでいただきます。
その後で、M先生(あ、日頃から名前が出てますか!}の訪問診療。私は
事務局長と一緒に壁の修理の相談を設計士さんとしました。
 それはまた今度ご報告します。
                   ヱプシロム@昭和会

  春の音楽会2015 in 倉敷北病院

 倉敷北病院での「春の音楽会」は4月の8日に行われました。
メディカ倉敷北では約1時間のプログラムでしたが、病院では予定
どおり30分
の集まりになりました。

 まず、患者さん達から集合し始めますが、今回結幸園の皆さんも
早い時間から集まってくれました。

 
集合の途中ですが、もうすでに合唱中です。右の画像の2人は
結幸園のケアマネさんです。
 

左の画像中央、結幸園の施設長!さんの手前に倉敷北ケアセンターの皆さんが到着した所。右画像のお二人はデイサービスのSさんコンビ。
 

開演前の音楽部メンバーの打ち合わせ風景。左の画像にはサポートのOT(作業療法士)Sさんも写っています。右の画像手前の男性は
メディカ倉敷北に入居中のYさん。ご希望で、デイサービス倉敷北にも参加されています。
 
 右の画像には理事長先生、N先生、A先生、H先生が並んで開演を
待っておられます。

 では、開演です! オープニングは「春の小川」

 メンバーは、左から医事課の I さん、音楽療法士のSさん、事務
(医療秘書)のSさん、リーダーのT先生です。左の前の席が少し
空いていますが・・・デイサービスの参加予定の方達が、前日の
お花見で・・・今日は来られなかったのだそうです。
 2曲目は「Maybe I can do」T先生の作詞作曲です。
 
左の画像はT先生の曲の説明中。S音楽療法士と右手がシンクロして
いるのがなんとなく面白い。右の画像は演奏中の様子です。
ボーカルはSさん、IさんとT先生がさびの部分のコーラス。S音楽
療法士がキーボード。
 
 観客席の様子はこんな感じです。寒がりの I施設長はショールを
羽織って、結幸園やケアセンターの皆さん、入院中の患者さん達も
真剣に聴いておられます。
 
 次は「北国の春」「港の見える丘」をSさん、Iさんとメインの
ヴォーカルを変わりながら歌います。
 
 観客の皆さんは、開演前に配られた歌詞カードを開いて、かなり
しっかりと・・・大きな声で合唱します。
 
 次の曲は「すみれの花咲く頃」S音楽療法士(MT)が高音で歌い
ます。キーボードはSさんに交代です。
 

Iさんが演奏してたのは鉄琴かな?そんな感じの音。
 「東京ブギウギ」は合唱になりました。最後の「花は咲く」は
また皆さんで聴き入る・・・という感じ。医事のIさんの声は・・・一寸ボーイッシュで、どこかで聞いた事のあるような声でしたが
誰の声? 事務のSさんは中島美嘉かな?


 


 
 ここで音楽会は終了ですが・・・今回ちょっとしたサプライズが
ありました。N先生から部員のみんなに花束が贈られて、医事課と
秘書室のスタッフから花束贈呈のイベントがありました。


 
そういえば、ステージに上がる時、マスクしたままの人が多かったな!マスクを外しておくように言っとけばよかったな~。

 かくして「春の音楽会」は終了となりました。例によって、後仕舞いと、観客の皆さんの退出の様子をご紹介します。
 まず、音楽部の皆さんは器具の片付けから・・・。MTのSさんは
皆さんが帰るまで歌って送ります。
 
 こちらは入院中のNさん。押しておられるのは酸素のボンベ。
「リンゴの唄」を一緒に歌っておられます。Sさんが一緒に1番を
歌っていました。結局3番まで歌いきって病棟にむかわれました。
 
 後は、ほとんど病棟の患者さんが残っています。結幸園のIさんが
一番前に残っていたので I 施設長が迎えにきています。歌い続ける
MTのSさん。一番手前は相談室のHさんフレンチブルと暮らして
いるそうです。
 



 春の音楽会2015でした。