(左)二宮利克「ポピー}
(右)大谷郁代「gift」
痴呆評価スケール
このデータ自体、かなり以前に作成したもので、まだ「認知症」という
言葉自体が存在しない時代の物です。「痴呆」という言葉が純然たる医学
用語として使用されておりましたので、言葉の上ではそのようにご理解下
さい。
この資料の巻頭に挙げた痴呆性老人日常生活自立度のスケールも、ADLの面
からみた、痴呆性老人のスケールのひとつですが、ここでは痴呆症自体の重症
度を判定する評価法を挙げてみました。
もともと、痴呆症自体は民間の一部団体の提唱するような狭義・厳密なもの
ではないと理解しています。(この件は深く追求しないように!)
一番妥当な定義としては、記名力及び判断力の低下によって、それまでの日
常生活に支障をきたすようになった状態と判断して下さい。
実に様々な内容のものなのです。
痴呆の評価について、少し文献を挙げておきます。上記のような理解
しておかなければならない部分があるからです。
痴呆があることを、思い知らされる感じ!)