(左)ブーグロー「芸術と文学のミューズ」
(右)アングル「ドーソンヴィル伯爵夫人」
スケールを使って評価をしよう!
医療や介護の現場では様々な評価法を使って、治療や介護の効果を分析
効果の判断をしています。療養型病床群で定期的な判定が義務付けられている
高齢者の日常生活自立度の判定スケールもそうした評価法の一つということに
なります。
この資料の巻頭に、リハビリ畑で使われる評価法の一覧表がありますが、非
常にたくさんの種類があることはご存知のとおりです。特定の疾患や診療科で
使われるものも含めたらたいへんな数になることでしょう。
そうした中でまずすぐに当院で使えそうなもの(使っているものもあります
が・・・)、話題になることが多いものをピックアップしてみました。
看護・介護・リハビリの分野で患者の把握や効果の判定に利用して下さい。
目次
1.一般的説明 2.日常生活自立度
3.BI 4.FIM
5.Katz’s Index
Ⅳ.うつ病スケール
1.SRQ-D 2.GDS
3.SDS
Ⅴ.痴呆評価スケール
1.痴呆の評価について
2.HDS-R(長谷川式)
3.MMSE(Mini-Mental State Examination)
4.MDS(Mini-dementia Scale)
こいれまで挙げたような各種スケールを利用した文献です。様々な分野に
わたっていますが、当院の患者さんに共通する部分も多いので、面白く読め
ると思います。