スケールの紹介

 
              (左)ブーグロー「芸術と文学のミューズ」
               (右)アングル「ドーソンヴィル伯爵夫人」


 スケールを使って評価をしよう!

 

      医療や介護の現場では様々な評価法を使って、治療や介護の効果を分析

     効果の判断をしています。療養型病床群で定期的な判定が義務付けられている

     高齢者の日常生活自立度の判定スケールもそうした評価法の一つということに

     なります。

      この資料の巻頭に、リハビリ畑で使われる評価法の一覧表がありますが、非

常にたくさんの種類があることはご存知のとおりです。特定の疾患や診療科で

使われるものも含めたらたいへんな数になることでしょう。

そうした中でまずすぐに当院で使えそうなもの(使っているものもあります

     が・・・)、話題になることが多いものをピックアップしてみました。

      看護・介護・リハビリの分野で患者の把握や効果の判定に利用して下さい。

 

      目次

 

     Ⅰ.様々なスケールの紹介

     Ⅱ.ADL(日常生活動作)の評価

       1.一般的説明   2.日常生活自立度

       3.BI       4.FIM

       5.Katz’s Index

     Ⅲ.SF-36 その他の包括的QOL評価

     Ⅳ.うつ病スケール

       1.SRQ-D     2.GDS

       3.SDS

     Ⅴ.痴呆評価スケール

1.痴呆の評価について

2.HDSR(長谷川式)

3.MMSEMini-Mental State Examination

4.MDSMini-dementia Scale

     Ⅵ.高齢者の運動能力スケール

     Ⅶ.文献1  文献2

       こいれまで挙げたような各種スケールを利用した文献です。様々な分野に

      わたっていますが、当院の患者さんに共通する部分も多いので、面白く読め

      ると思います。