今年に入って、少しづつ額絵の準備をしています。年末年始の
額は、昨年末と1月中旬に紹介させて頂きました。新しいシリー
ズとして外来に、平福百穂の「婦人の友表紙画集」の額絵を1月
から開始しました。太子サイズのあまり大きくない額です。
これまで「海上風静」や「春の雪」など展示しました。
今準備しているのは木版画で、「松崎天神縁起」と「王昭君」
の2枚です。
「松ヶ崎天神絵巻」
天神という名前からご推察の通り、菅原道真の天神様・・・。
山陰のほうでは、桃の節句に天神様の人形を贈る習慣があるそう
です、雅な王朝の雰囲気と、花(枝からすると梅ですが)の様子
から桃の節句に見立てさせてもらったというところです。
少しサイズが違いますが、割合近いサイズのマットがあったので
これを使っています。
「王昭君」
清原雪信筆の王昭君図を木版画に摺ったものだそうです。
この人も有名な美人で、紀元前の前漢の人。
この2枚を3月中旬まで外来で楽しんでもらって、その後は
水彩画を2枚かけさせてもらう予定です。水彩画の名札の方が
先に出来ているそうです。
このところ、手元に無かった大衣サイズの額も買ってもらった
ので3月下旬位からは、メディカ倉敷北用に準備していた絵も
額装できそうです。
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