幸田露伴の色紙額

5月25日から26日に日付が変わるところです。何かで使いたいなと
古びた色紙を幾つか持っていましたが・・・ただ持っていても仕方ないの
で、額を少し買いました。どうせならそれなりに、なるべく面白く使いた
いと思います。で、どうしたら少しでも面白い?
絵でも、書でも・・・ま、感覚的に面白いものもありますが・・・戦国
武将のお茶の心得と同じで、その作品の背景が分からないと面白くないで
すね。それって、けっこう大事だと思う。
キッズコートの子供たちは、そういう所を大事にして育ってほしいなん
て思うのですが、それはまた別の話か。

今回色紙額を8枚ほど買ってきて、以前倉敷北病院のブログでご紹介し
てもらった馬の色紙は、外来の方がかけたいとお話があって、内科外来の
入り口にかかっています。名誉院長のHDr.が「瑞宝中綬章」を受賞され、
外来のみんなの気持ちとして、おめでたい絵をかけたかったそうです。

他の色紙額は、同じブログでご紹介した4人の文豪の色紙。後2枚は2F
1枚は外来かな~。と思っています。古いもので、あまりきれいではない
けれど・・・。で、まずは、2Fの1枚をご紹介します。

rohan-kowo

幸田露伴子をもって河豚の仲間をはづれけり

「フグを食うなら、命なんざぁ二の次よ!」といった印象の幸田露伴です
が、命より大事な子供ができてみると・・・仲間とフグも食いにいけねえ
なあという心情を歌ったものですね。みなさん、それぞれ大事なものがあ
ると思いますが、そんな具合に私はこの昭和会に関するものが大事です。
病院や、色々な事業所の為になるスタッフや、利用者の方が大事です。そ
うした気持ちを忘れないように、目につくところにかけさせてもらおう。
まずは、今日はこの額。

宮原@昭和会